2020年05月30日
シイタケ栽培-その後
連休中にシイタケ栽培をはじめて2週間ほどで採りつくしたのですが、その続きです。
2週間ほど前の採りつくす直前の状態です。密集状態になっていました。

採った後の禿山状態です。

1週間ほどおいていたのですが、次の芽が出てくる気配がなく過ぎました。このままでは変わらないと思い、栽培キットの説明書にあった浸水を行ってみました。 浸水というのは菌床ごと水につけて低温刺激を与えることで、またシイタケが発生するそうです。
菌床を入れているケースに水を入れます。

ほぼひたひたになったら 菌床が浮かないようにふたをして上からレンガで押さえました。

横から見た様子です。全体が水没するようにします。さらに保冷剤を入れて水が冷えるようにしました。この状態で一晩12時間放置しました。

次の日に水から引き揚げて、もとのように置いてまた毎日霧吹きを行いました。
3日ほどは変化なかったのですが、4日目によく見ると3個ほどふくらみが見えました。

5日目です。4個の突起がわかるようになりました。
6日目になると、傘の形がシイタケっぽくなってきました。

水没から1週間たった今日です。傘が大分大きくなってきました。

1回目に比べるとさびしいですが、密になっていない分傘の形がきれいです。明日ぐらいに食することにします。
成長するのが早く、大きくなり始めるとその成長ぶりが楽しめた1か月でした。
2週間ほど前の採りつくす直前の状態です。密集状態になっていました。
採った後の禿山状態です。
1週間ほどおいていたのですが、次の芽が出てくる気配がなく過ぎました。このままでは変わらないと思い、栽培キットの説明書にあった浸水を行ってみました。 浸水というのは菌床ごと水につけて低温刺激を与えることで、またシイタケが発生するそうです。
菌床を入れているケースに水を入れます。
ほぼひたひたになったら 菌床が浮かないようにふたをして上からレンガで押さえました。
横から見た様子です。全体が水没するようにします。さらに保冷剤を入れて水が冷えるようにしました。この状態で一晩12時間放置しました。
次の日に水から引き揚げて、もとのように置いてまた毎日霧吹きを行いました。
3日ほどは変化なかったのですが、4日目によく見ると3個ほどふくらみが見えました。
5日目です。4個の突起がわかるようになりました。
6日目になると、傘の形がシイタケっぽくなってきました。
水没から1週間たった今日です。傘が大分大きくなってきました。
1回目に比べるとさびしいですが、密になっていない分傘の形がきれいです。明日ぐらいに食することにします。
成長するのが早く、大きくなり始めるとその成長ぶりが楽しめた1か月でした。
2020年05月23日
アジサイが咲き始めました
庭に一本植えているアジサイが咲き始めました。

2週間ほど前からつぼみが増え始めていましたが、ようやく花が開いてきました。


1週間前の様子です。

このアジサイは5年ほど前に挿し木をして根付いた1本が育ったものです。
いったん根付くとあとはほとんど手間をかけていないのですが、毎年花を咲かせてくれています。
一緒に植えている野菜類も少しづつ大きくなってきました。毎年植えるのが決まっている(ミニトマト、ゴーヤ、ナス、ピーマン類)うえに、狭い庭なので連作どうこうという場所もない状態なのですが、それなりに実を付けています。手入れをしっかりすればもっと採れるのかもしれないのですが、剪定の仕方がいまいちわからず、適当に育ってています。 ナスを2本植えました

少し植えすぎた状態になりました。 毎年反省するのですが、やっぱり植えてしまいます。

ところで先週一度採りつくした菌床しいたけですが、その後1週間たちましたが次の芽が出てくる気配がありません。やはり暑くなってくると育ちにくくなるのか。もう1週間ほど様子を見て変化がなければ冷水に漬けてみようと思います。

2週間ほど前からつぼみが増え始めていましたが、ようやく花が開いてきました。
1週間前の様子です。
このアジサイは5年ほど前に挿し木をして根付いた1本が育ったものです。
いったん根付くとあとはほとんど手間をかけていないのですが、毎年花を咲かせてくれています。
一緒に植えている野菜類も少しづつ大きくなってきました。毎年植えるのが決まっている(ミニトマト、ゴーヤ、ナス、ピーマン類)うえに、狭い庭なので連作どうこうという場所もない状態なのですが、それなりに実を付けています。手入れをしっかりすればもっと採れるのかもしれないのですが、剪定の仕方がいまいちわからず、適当に育ってています。 ナスを2本植えました
少し植えすぎた状態になりました。 毎年反省するのですが、やっぱり植えてしまいます。
ところで先週一度採りつくした菌床しいたけですが、その後1週間たちましたが次の芽が出てくる気配がありません。やはり暑くなってくると育ちにくくなるのか。もう1週間ほど様子を見て変化がなければ冷水に漬けてみようと思います。
2020年05月16日
シイタケ栽培してます
5月の長期連休で外出自粛が長かったので、しいたけの栽培キットを頼みました。
到着したのが先週の土曜日(5月9日)で遅かったのですが、あっというまに成長し収穫できました。

成長の様子を紹介します。
セットが届いた初日です。菌床のブロックを栽培用の透明容器(蓋付き)にセットしたところです。菌床は全体を洗ってからセットしました。
菌床の下には網とトレーを置いて水が直接触れないようにしました。

丸一日経過した状態です。所どころすこし膨らんできたかなと思える程度で、あまり変化はありません。

2日経過後です。まだ傘の形までにはなっていませんが、ふくらみが大分大きくなってきました。

3日経過後です。一気に膨らんできました。明日には収穫ができそうな感じです。成長の速さは思った以上です。

4日経過後です。 かさが大きくなってきて密集してきました。

込み合っているところを主に8個ほど採りました。

5日経過しました。 さらに大きくなっていて、この日も10個ほど採りました。


6日経過(昨日)です。シイタケの傘が開いてきているものもあり、この日は20個ほど採りすっきりさせました。

今日の朝の状態です。

今後も空いているところから生えてくるそうですが、どうなのでしょう。

出来始めると一気に生長するので、食べるのが追い付かない状態です。
尚、今回の栽培キットは永島農園さんから購入しました。
到着したのが先週の土曜日(5月9日)で遅かったのですが、あっというまに成長し収穫できました。
成長の様子を紹介します。
セットが届いた初日です。菌床のブロックを栽培用の透明容器(蓋付き)にセットしたところです。菌床は全体を洗ってからセットしました。
菌床の下には網とトレーを置いて水が直接触れないようにしました。
丸一日経過した状態です。所どころすこし膨らんできたかなと思える程度で、あまり変化はありません。
2日経過後です。まだ傘の形までにはなっていませんが、ふくらみが大分大きくなってきました。
3日経過後です。一気に膨らんできました。明日には収穫ができそうな感じです。成長の速さは思った以上です。
4日経過後です。 かさが大きくなってきて密集してきました。
込み合っているところを主に8個ほど採りました。
5日経過しました。 さらに大きくなっていて、この日も10個ほど採りました。
6日経過(昨日)です。シイタケの傘が開いてきているものもあり、この日は20個ほど採りすっきりさせました。
今日の朝の状態です。
今後も空いているところから生えてくるそうですが、どうなのでしょう。
出来始めると一気に生長するので、食べるのが追い付かない状態です。
尚、今回の栽培キットは永島農園さんから購入しました。
2020年05月10日
文庫本の改装と製本です
奈良の書籍修理・修復教室がコロナの影響で休止状態となっているので、その間の宿題ということで文庫本の改装をすることになりました。
時間があったので、丸背本も作りました。

まずは普通の角背の改装を2冊です。
(1)表紙となる部分の作成です。
①裏打ちされた表紙布に表紙ボードと背表紙ボードを仮置きして大きさや位置の確認をします。

②ボードを貼った後の表側からの様子です。タイトル部分はボード紙を剥がして凹を作ってあります。

③4隅をカットして表紙布を折り返します。

(2)次に本文の作成です。文庫本の表紙・背表紙をとったものを用意し、見返しと寒冷紗を貼り、花布と栞をつけたあと、クータを背に貼ります。
①文庫本本体と同じ大きさの見返しを本体に貼ります。

②背に寒冷紗を貼ります。

③背の上に栞を貼った後、上下に花ぎれを貼ります。

(3)これを表紙に合体させて完成です。
背側を貼った後溝付けをし、見返しと表紙を糊付けします。
2冊とも同じような感じになってしまいました。表紙を柄物にしたほうがよかったかも。

次は少し雰囲気を変えたかったので、ドイツ装にし背の部分は革でつないでみることにしました。参考にした本に角背ではなく革に芯を入れないことで、丸みを帯びた背になった作品があったので、試してみることに。
(1)まずは、背になる部分の革の漉きです。
①久しぶりの革刀での漉きですが、革が結構扱いやすい硬さだったのでよかったです。上下の折り返し部分と、表紙との重なり部分を漉きました。

②一部漉きすぎて欠けてしまいましたが、表に見えるところではないのでよかったです。

(2)次に表紙ボード(表・裏)と背とのつなぎです。
①表紙ボードはあらかじめ表紙布とボードを貼り合わせ、左右のみ折り返しておきます。
表紙ボードと背革を仮止めし、本体に対してチリが均一になるか確認しながら背の幅を決めました。

②閉じた状態です。上下の部分はまだくるんでいません。この後表紙ボードと背革を接着し、上下の折り返しを行います。

(3)後は通常通り本体に表紙を被せて、見返しと貼り合わせました。

そこそこの出来になったのではと思っていますが、もう少し溝の幅はとったほうがよかったか。 表題をどう入れるかはこれから考えます。
最後にもう一つ。改装ではなく綴じから丸背コーネル装へのトライです。構成品が多く結構面倒です。
(1)まずは本体部分からです。
①今回は4枚1折を11折りを綴じました。大きさは文庫本サイズです。各折り丁に綴じ穴をあけます。今回はテープ綴じとしているので、中央2か所は2つづつの穴です。

②穴をあけ終わったところです。

③綴じているところです。

④綴じ終わりました。

(2)次に表紙の作成です。
①まず背になる革の部分です。ボードを貼る部分などに線を引き大きさを確認しておきます。

②上下の折り返す部分と左右の表紙が重なる部分の革を漉きます。今回も少し大きく切り落としてしまいました。折り返し部分なので見えるところではなかったのでよかったです。左右は表紙との重なりが3mmほどしかないので、切り欠かないように注意しながらできるだけ薄く漉きます。

③表紙角の部分(コーネル)の革の切出しです。左側の紙はコーネルの型紙です。

④コーネルも折り返しや表紙との重なり部分を漉きます。

⑤次は表紙の平部分の切出しです。今回はマーブル紙を使いました。形が複雑なので寸法をしっかり確認して線を引きます。

⑥切出した表紙部です。表面はロウ引きしておきます。

⑦部品が全部そろったので、表紙を作成します。まずは背の革と表紙ボード・背表紙ボードを貼り、上下を折り返します。

⑧表側から見た状態です。次にコーネルを貼ります。

⑨コーネルを貼った状態です。

⑩表紙を重ねて位置を確認。

⑪片方の表紙を貼ったところです。

⑫もう一方の表紙も貼ります。

(3)表紙と本体ともできたので、これを合わせます。
①まず背の部分だけ糊を塗り、チリの寸法を見ながら位置決め・プレスし、溝部分をコテで溝付けしサイドプレスします。

②その後、見返しを表紙裏に糊付けし、紙をはさんで再度プレス。時々紙を変えながら様子を見ます。

③見返し(遊び紙)と本紙の部分です。本紙は罫線を印刷してノートとして使えるようにしました。

④本紙です。

⑤天と小口の部分です。

革の厚みを考えると、溝の幅はもう少しとったほうが良かったかもしれません。
時間があったので、丸背本も作りました。
まずは普通の角背の改装を2冊です。
(1)表紙となる部分の作成です。
①裏打ちされた表紙布に表紙ボードと背表紙ボードを仮置きして大きさや位置の確認をします。
②ボードを貼った後の表側からの様子です。タイトル部分はボード紙を剥がして凹を作ってあります。
③4隅をカットして表紙布を折り返します。
(2)次に本文の作成です。文庫本の表紙・背表紙をとったものを用意し、見返しと寒冷紗を貼り、花布と栞をつけたあと、クータを背に貼ります。
①文庫本本体と同じ大きさの見返しを本体に貼ります。
②背に寒冷紗を貼ります。
③背の上に栞を貼った後、上下に花ぎれを貼ります。
(3)これを表紙に合体させて完成です。
背側を貼った後溝付けをし、見返しと表紙を糊付けします。
2冊とも同じような感じになってしまいました。表紙を柄物にしたほうがよかったかも。
次は少し雰囲気を変えたかったので、ドイツ装にし背の部分は革でつないでみることにしました。参考にした本に角背ではなく革に芯を入れないことで、丸みを帯びた背になった作品があったので、試してみることに。
(1)まずは、背になる部分の革の漉きです。
①久しぶりの革刀での漉きですが、革が結構扱いやすい硬さだったのでよかったです。上下の折り返し部分と、表紙との重なり部分を漉きました。
②一部漉きすぎて欠けてしまいましたが、表に見えるところではないのでよかったです。
(2)次に表紙ボード(表・裏)と背とのつなぎです。
①表紙ボードはあらかじめ表紙布とボードを貼り合わせ、左右のみ折り返しておきます。
表紙ボードと背革を仮止めし、本体に対してチリが均一になるか確認しながら背の幅を決めました。
②閉じた状態です。上下の部分はまだくるんでいません。この後表紙ボードと背革を接着し、上下の折り返しを行います。
(3)後は通常通り本体に表紙を被せて、見返しと貼り合わせました。
そこそこの出来になったのではと思っていますが、もう少し溝の幅はとったほうがよかったか。 表題をどう入れるかはこれから考えます。
最後にもう一つ。改装ではなく綴じから丸背コーネル装へのトライです。構成品が多く結構面倒です。
(1)まずは本体部分からです。
①今回は4枚1折を11折りを綴じました。大きさは文庫本サイズです。各折り丁に綴じ穴をあけます。今回はテープ綴じとしているので、中央2か所は2つづつの穴です。
②穴をあけ終わったところです。
③綴じているところです。
④綴じ終わりました。
(2)次に表紙の作成です。
①まず背になる革の部分です。ボードを貼る部分などに線を引き大きさを確認しておきます。
②上下の折り返す部分と左右の表紙が重なる部分の革を漉きます。今回も少し大きく切り落としてしまいました。折り返し部分なので見えるところではなかったのでよかったです。左右は表紙との重なりが3mmほどしかないので、切り欠かないように注意しながらできるだけ薄く漉きます。
③表紙角の部分(コーネル)の革の切出しです。左側の紙はコーネルの型紙です。
④コーネルも折り返しや表紙との重なり部分を漉きます。
⑤次は表紙の平部分の切出しです。今回はマーブル紙を使いました。形が複雑なので寸法をしっかり確認して線を引きます。
⑥切出した表紙部です。表面はロウ引きしておきます。
⑦部品が全部そろったので、表紙を作成します。まずは背の革と表紙ボード・背表紙ボードを貼り、上下を折り返します。
⑧表側から見た状態です。次にコーネルを貼ります。
⑨コーネルを貼った状態です。
⑩表紙を重ねて位置を確認。
⑪片方の表紙を貼ったところです。
⑫もう一方の表紙も貼ります。
(3)表紙と本体ともできたので、これを合わせます。
①まず背の部分だけ糊を塗り、チリの寸法を見ながら位置決め・プレスし、溝部分をコテで溝付けしサイドプレスします。
②その後、見返しを表紙裏に糊付けし、紙をはさんで再度プレス。時々紙を変えながら様子を見ます。
③見返し(遊び紙)と本紙の部分です。本紙は罫線を印刷してノートとして使えるようにしました。
④本紙です。
⑤天と小口の部分です。
革の厚みを考えると、溝の幅はもう少しとったほうが良かったかもしれません。
2020年05月08日
名刺つくりの続き
先日の続きで名刺の裏面の印刷を「レタープレスコンボキット」で刷ってみました。
「レタープレスコンボキット」は小型のダイカットマシンとインクなどがセットになっているもので、「れたぷれ」でこれも大分前に購入したものです。今はグレードアップされた印刷機に代わっているようです。
以下がセットです。インキを伸ばす皿は100均で買ってきました。

プレスプレートの準備方法が間違っていたので、後で直すことになりました。
樹脂版をプレスプレートに貼りつけ、インクをローラーで塗布します。樹脂版の周りにインクが付かないように穴の開いたボール紙を樹脂版に被せて、それからローラーを当てます。

ローラーを2-3回往復させた後です。

ボール紙を外すと、凸の文字部以外にはインクが付いていません。

樹脂版側を用紙に被せてダイカットマシンに入れてハンドルを回し、版を用紙に押し付けます。

出てくるとこのように印刷されています。

このダイカットマシンは印圧の調整は用紙の下に台紙を置くしかないのですが、今回の名刺の用紙はあまり厚いものではないので、印圧を強くすると表側まで凹が出てきそうだったので、あまり強くしませんでした。
ついでに「小さな活版印刷機」でも試してみたのですが、文字以外の所にもインクが付くので、マスキングをうまく考えないといけないように思いました。こんな感じです。

今回使用した名刺用紙が耳付きだったので、「小さな活版印刷機」だと用紙のセットがうまくいかなかったのも原因だと思います。
また別の機会にトライしてみます。
「レタープレスコンボキット」は小型のダイカットマシンとインクなどがセットになっているもので、「れたぷれ」でこれも大分前に購入したものです。今はグレードアップされた印刷機に代わっているようです。
以下がセットです。インキを伸ばす皿は100均で買ってきました。
プレスプレートの準備方法が間違っていたので、後で直すことになりました。
樹脂版をプレスプレートに貼りつけ、インクをローラーで塗布します。樹脂版の周りにインクが付かないように穴の開いたボール紙を樹脂版に被せて、それからローラーを当てます。
ローラーを2-3回往復させた後です。
ボール紙を外すと、凸の文字部以外にはインクが付いていません。
樹脂版側を用紙に被せてダイカットマシンに入れてハンドルを回し、版を用紙に押し付けます。
出てくるとこのように印刷されています。
このダイカットマシンは印圧の調整は用紙の下に台紙を置くしかないのですが、今回の名刺の用紙はあまり厚いものではないので、印圧を強くすると表側まで凹が出てきそうだったので、あまり強くしませんでした。
ついでに「小さな活版印刷機」でも試してみたのですが、文字以外の所にもインクが付くので、マスキングをうまく考えないといけないように思いました。こんな感じです。
今回使用した名刺用紙が耳付きだったので、「小さな活版印刷機」だと用紙のセットがうまくいかなかったのも原因だと思います。
また別の機会にトライしてみます。
2020年05月07日
活版印刷機で名刺作りにトライ
連休中ですけど外出を控えるということで、大分前に買ったきりになっている活版印刷機を引っ張り出してきました。
印刷機はAdana5x3という名刺サイズの版まで印刷ができるもので、e-bayでイギリス(多分)から購入したものです。
(4-5年ほど前に買ったので記憶が定かではない)

今まで使ったことがないのですが、印刷用の版も出来たところなのでトライしてみることにしました。
版についてですが、以前に樹脂版を太陽光で固めて作るトライをしたけれども、なかなかうまくいかず、特に細かい部分の形ができず諦めていました。
最近はデザインデータを送れば樹脂版等を作ってくれるところがたくさんあるのですが、大体イラストレーターでデータを送ることになっているのですが、持っていないのでどうしたものかと思っていたところ、PDFデータでも作ってくれるところがあったので、そこにお願いしました。真映社というところで、依頼してから1週間足らずで送ってもらいました。 (文字はアウトライン化が必要ということで、イラストレータがないのでネットでいろいろ調べたところ、Windows10に標準である「Microsoft Print to PDF」で可能とのことで、これでPDF化しました)
今回は初めてということで、文字は少し太めにしましたが、もう少し細いフォントでもよかったかもしれません。

Adana 5x3は少し動きがしぶかったので各部に注油し動きをスムーズにしました。

ゴムローラーは元のものは劣化がひどかったので別に購入しました。これもイギリスからAdanaのいろいろな部品を売っているところで購入しました。

送られてきたローラーです。一応ゴムの部分が浮くように、軸を木の穴に挿してありますが、木を箱の一部にしてある状態です。
まずは樹脂版をセットすることに。金属枠(チェース)にメタルベースを入れて土台をつくってジャッキで固定した状態です。

その上にスプレーのりで樹脂版を貼りつけました。

次にインキを練り盤に少量塗り付け、ゴムローラーを上下させて均一になるまで練ります。

その後、樹脂版を貼った金属枠を印刷機にセットして、試し刷りしました。

ただ、一部がどうしてもかすれてインクがうまく乗りません。メタルベースの凹凸を見直したりしましたが、どうしてもきれいに刷れません。

よくよく考えてみると、金属枠を固定する版盤と紙を乗せている圧版とが平行になっていないのではと思い、よく見ると版盤の裏側に位置を調整するねじが4か所ついていました。

このねじで、版盤の面位置を調整するようになっているようで、かすれている部分が当たる様にねじを調整して刷り直すとほぼ全面にインクが乗りました。

名刺の位置を確認して今回は40枚ほどを刷ってみました。


刷り終わった後の樹脂版とローラー・練り盤は、ベビーオイルと台所用のウェットティッシュでふき取るときれいになりました。
今度は裏を刷ろうと思います。(できれば違う印刷機でトライしてみたいと思います)
印刷機はAdana5x3という名刺サイズの版まで印刷ができるもので、e-bayでイギリス(多分)から購入したものです。
(4-5年ほど前に買ったので記憶が定かではない)
今まで使ったことがないのですが、印刷用の版も出来たところなのでトライしてみることにしました。
版についてですが、以前に樹脂版を太陽光で固めて作るトライをしたけれども、なかなかうまくいかず、特に細かい部分の形ができず諦めていました。
最近はデザインデータを送れば樹脂版等を作ってくれるところがたくさんあるのですが、大体イラストレーターでデータを送ることになっているのですが、持っていないのでどうしたものかと思っていたところ、PDFデータでも作ってくれるところがあったので、そこにお願いしました。真映社というところで、依頼してから1週間足らずで送ってもらいました。 (文字はアウトライン化が必要ということで、イラストレータがないのでネットでいろいろ調べたところ、Windows10に標準である「Microsoft Print to PDF」で可能とのことで、これでPDF化しました)
今回は初めてということで、文字は少し太めにしましたが、もう少し細いフォントでもよかったかもしれません。
Adana 5x3は少し動きがしぶかったので各部に注油し動きをスムーズにしました。
ゴムローラーは元のものは劣化がひどかったので別に購入しました。これもイギリスからAdanaのいろいろな部品を売っているところで購入しました。
送られてきたローラーです。一応ゴムの部分が浮くように、軸を木の穴に挿してありますが、木を箱の一部にしてある状態です。
まずは樹脂版をセットすることに。金属枠(チェース)にメタルベースを入れて土台をつくってジャッキで固定した状態です。
その上にスプレーのりで樹脂版を貼りつけました。
次にインキを練り盤に少量塗り付け、ゴムローラーを上下させて均一になるまで練ります。
その後、樹脂版を貼った金属枠を印刷機にセットして、試し刷りしました。
ただ、一部がどうしてもかすれてインクがうまく乗りません。メタルベースの凹凸を見直したりしましたが、どうしてもきれいに刷れません。
よくよく考えてみると、金属枠を固定する版盤と紙を乗せている圧版とが平行になっていないのではと思い、よく見ると版盤の裏側に位置を調整するねじが4か所ついていました。
このねじで、版盤の面位置を調整するようになっているようで、かすれている部分が当たる様にねじを調整して刷り直すとほぼ全面にインクが乗りました。
名刺の位置を確認して今回は40枚ほどを刷ってみました。
刷り終わった後の樹脂版とローラー・練り盤は、ベビーオイルと台所用のウェットティッシュでふき取るときれいになりました。
今度は裏を刷ろうと思います。(できれば違う印刷機でトライしてみたいと思います)