2021年09月26日
10月のライブラリーリエバナの展示案内です
ヨーロッパ中世の彩色写本を展示しているライブラリーリエバナです。
10月度の展示のお知らせです。 10月は展示写本をすべて入れ替えます。

【ベアトゥス写本】
9月に展示した「モーガン写本」と同系統の写本で10世紀後半に作られた2つの写本、「バルカバード写本」と「ウルジェイ写本」を展示します。特に「ウルジェイ写本」はオリジナルを忠実に再現したファクシミリ本です。


【ベアトゥス写本の挿絵】
9月に引き続き世界地図の紹介ですが、今月は「サン・スヴェール写本」と「アローヨ写本」を展示します。 「サン・スヴェール写本」は11世紀後半フランスで製作された写本です。「アローヨ写本」は13世紀に作られた大型の豪華な写本です。


【黙示録写本】
10月は13世紀から14世紀にかけてイギリスやフランスで流行した黙示録写本から2つ紹介します。一つはイギリスで1255~1260年に作られた「ゲッティ黙示録」 で、もう一つはフランスで1330年につくられたクロイスターズ写本です。


【中世彩色写本】
今月は聖書のひとつのパターンとして流行した写本として「道徳聖書」と「貧者の聖書」を紹介します。
「道徳聖書」 1220年にパリで作られた聖書。最初に描かれているコンパスを持った創造主の挿絵が有名です。

「貧者の聖書」 15世紀初めにオランダで作られた聖書。「貧者」とは貧しい人という意味ではなく、修道会の三つの誓いである「純潔」「服従」「清貧」のひとつ「清貧」という意味での「貧者」です。挿絵は新約聖書の出来事が旧約聖書に予め語られているという予型論に基づく内容が描かれています。

ヨーロッパ中世の写本の世界が味わえます。ぜひお越しください。
場所は、豊田市駅近くのVITS豊田タウンの地下1階(市民ギャラリー前)です。外階段から降りて頂くと便利です。
10月度の展示のお知らせです。 10月は展示写本をすべて入れ替えます。
【ベアトゥス写本】
9月に展示した「モーガン写本」と同系統の写本で10世紀後半に作られた2つの写本、「バルカバード写本」と「ウルジェイ写本」を展示します。特に「ウルジェイ写本」はオリジナルを忠実に再現したファクシミリ本です。
【ベアトゥス写本の挿絵】
9月に引き続き世界地図の紹介ですが、今月は「サン・スヴェール写本」と「アローヨ写本」を展示します。 「サン・スヴェール写本」は11世紀後半フランスで製作された写本です。「アローヨ写本」は13世紀に作られた大型の豪華な写本です。
【黙示録写本】
10月は13世紀から14世紀にかけてイギリスやフランスで流行した黙示録写本から2つ紹介します。一つはイギリスで1255~1260年に作られた「ゲッティ黙示録」 で、もう一つはフランスで1330年につくられたクロイスターズ写本です。
【中世彩色写本】
今月は聖書のひとつのパターンとして流行した写本として「道徳聖書」と「貧者の聖書」を紹介します。
「道徳聖書」 1220年にパリで作られた聖書。最初に描かれているコンパスを持った創造主の挿絵が有名です。
「貧者の聖書」 15世紀初めにオランダで作られた聖書。「貧者」とは貧しい人という意味ではなく、修道会の三つの誓いである「純潔」「服従」「清貧」のひとつ「清貧」という意味での「貧者」です。挿絵は新約聖書の出来事が旧約聖書に予め語られているという予型論に基づく内容が描かれています。
ヨーロッパ中世の写本の世界が味わえます。ぜひお越しください。
場所は、豊田市駅近くのVITS豊田タウンの地下1階(市民ギャラリー前)です。外階段から降りて頂くと便利です。
2021年09月26日
10月のおもちゃ修理行います
9月は新型コロナ感染の緊急事態宣言対応でおもちゃ病院も中止となりましたが、10月は行われる予定です。
10月2日(土) 松坂屋(T-face A館)9階 とよた子育て支援センター
10:30~12:30 受付
10:30~14:00 返却
新型コロナ感染防止には引き続きご協力いただけますようよろしくお願いします。

10月2日(土) 松坂屋(T-face A館)9階 とよた子育て支援センター
10:30~12:30 受付
10:30~14:00 返却
新型コロナ感染防止には引き続きご協力いただけますようよろしくお願いします。

2021年09月11日
豊田国際紙フォーラムがはじまりました
9月7日から「豊田国際紙フォーラム(IAPMA展)が始まりました。
もともとは昨年秋に開催予定でしたが、新型コロナの影響で1年延期されていました。 本年もどうなるか心配でしたが、リアル×オンラインで実施されることになりました。

期間は9月7日~12月5日で、
9月7日~10月17日 市民ギャラリーや民芸館・喜楽亭で、世界各国のペーパーアーティスト作品の展示




10月7日~10日 コアウィークとしてシンポジウム(オンライン)や紙市(とよしば等)など
10月2日~12月5日 豊田小原和紙美術館でエキシビジョン・展示会
が行われます。
詳しくは豊田国際紙フォーラムのホームページをご覧ください。
市民ギャラリー前のライブラリーリエバナも、豊田国際紙フォーラムに合わせて、通常の日曜日のほかに9月11日、18日、10月16日の土曜日も開館します。
ぜひお越しください。


もともとは昨年秋に開催予定でしたが、新型コロナの影響で1年延期されていました。 本年もどうなるか心配でしたが、リアル×オンラインで実施されることになりました。
期間は9月7日~12月5日で、
9月7日~10月17日 市民ギャラリーや民芸館・喜楽亭で、世界各国のペーパーアーティスト作品の展示
10月7日~10日 コアウィークとしてシンポジウム(オンライン)や紙市(とよしば等)など
10月2日~12月5日 豊田小原和紙美術館でエキシビジョン・展示会
が行われます。
詳しくは豊田国際紙フォーラムのホームページをご覧ください。
市民ギャラリー前のライブラリーリエバナも、豊田国際紙フォーラムに合わせて、通常の日曜日のほかに9月11日、18日、10月16日の土曜日も開館します。
ぜひお越しください。
2021年09月04日
8月絵本の修理
8月28日の絵本病院で預かった絵本の修理の紹介です。

何冊かは同じような修理で、ページのノドの部分が1/3ほど破れています。

ちゃんと直そうとすると、見返しの根元から分離して、破れたページを継いだ後綴じなおして貼り直すという工程になると思いますが、本自体はあまり傷んでいないので出来るだけ手を入れないように、和紙でノドを繋ぐだけにしました。ただできるだけ破れた部分同士がつながるように、綴じ糸の間に和紙をくぐらせて接着してみました。


これを糊付けします。


綴じ糸をくぐらせた和紙の上からもう一枚和紙を貼り付けて、補強?しました。
もう少し強くできる方法があればいいですが、思いつきませんでした。
あと、たぶん水で濡らして閉じたため、反対側のページに印刷面が貼り付いてしまって、表面がはがれている部分がありました。

文字も含まれていたので、周りの文字や色をコピペしてみることにしました。

色をコピペしたところです。できるだけ近いところから持ってきているのですが、なかなかむつかしい。

文字を入れたところです。最近は背景の透明化もできるので、結構簡単にできます。むつかしいのは、印刷するときの大きさを絵本に合わせることです。
あと反対側の水鳥をどうするかが課題です。
またページが上から下まで破れている本がありました。

破れている部分にのり代が残っているので、まずはノリだけで接着することにしました。

つなげた後の写真です。
そこそこ付いているようなので、一応上下の部分を和紙で補強しておきました。全体を和紙でつなぐのが一番強いですが、やっぱり色が薄くなるので、まずはこれで使ってもらうことにしました。

つないだページの裏側です。紙の破れ部の白い部分がほとんど見えずにつながりました。
あと、「こんにちは」の絵本ですが、表紙の端の台紙が欠けています。


表紙の絵をできるだけそのままにしたかったので、表紙の表側と裏側の間に薄手のボール紙をはさんで接着することにしましたが、少し失敗をしました。ボール紙をのどの奥まで入れたかったのですが、表紙をうまくノドまで剥がすことがむつかしく、ボール紙を表紙の途中までしか入れることができませんでした。

あとは乾いた後余分なところをカットする予定です。
どこまでが修理の範囲になるのかはむつかしいところですが、絵本という性格上、ある程度の改造?もいいのではと思っています。
次回の絵本病院は、
9月25日(土) 13:00~16:00
松坂屋9階 子育て支援センターあいあいの活動室
で行います。
何冊かは同じような修理で、ページのノドの部分が1/3ほど破れています。
ちゃんと直そうとすると、見返しの根元から分離して、破れたページを継いだ後綴じなおして貼り直すという工程になると思いますが、本自体はあまり傷んでいないので出来るだけ手を入れないように、和紙でノドを繋ぐだけにしました。ただできるだけ破れた部分同士がつながるように、綴じ糸の間に和紙をくぐらせて接着してみました。
これを糊付けします。
綴じ糸をくぐらせた和紙の上からもう一枚和紙を貼り付けて、補強?しました。
もう少し強くできる方法があればいいですが、思いつきませんでした。
あと、たぶん水で濡らして閉じたため、反対側のページに印刷面が貼り付いてしまって、表面がはがれている部分がありました。
文字も含まれていたので、周りの文字や色をコピペしてみることにしました。

色をコピペしたところです。できるだけ近いところから持ってきているのですが、なかなかむつかしい。

文字を入れたところです。最近は背景の透明化もできるので、結構簡単にできます。むつかしいのは、印刷するときの大きさを絵本に合わせることです。
あと反対側の水鳥をどうするかが課題です。
またページが上から下まで破れている本がありました。
破れている部分にのり代が残っているので、まずはノリだけで接着することにしました。
つなげた後の写真です。
そこそこ付いているようなので、一応上下の部分を和紙で補強しておきました。全体を和紙でつなぐのが一番強いですが、やっぱり色が薄くなるので、まずはこれで使ってもらうことにしました。
つないだページの裏側です。紙の破れ部の白い部分がほとんど見えずにつながりました。
あと、「こんにちは」の絵本ですが、表紙の端の台紙が欠けています。
表紙の絵をできるだけそのままにしたかったので、表紙の表側と裏側の間に薄手のボール紙をはさんで接着することにしましたが、少し失敗をしました。ボール紙をのどの奥まで入れたかったのですが、表紙をうまくノドまで剥がすことがむつかしく、ボール紙を表紙の途中までしか入れることができませんでした。
あとは乾いた後余分なところをカットする予定です。
どこまでが修理の範囲になるのかはむつかしいところですが、絵本という性格上、ある程度の改造?もいいのではと思っています。
次回の絵本病院は、
9月25日(土) 13:00~16:00
松坂屋9階 子育て支援センターあいあいの活動室
で行います。