2021年04月11日
ライブラリー開店準備-その4(Airペイの導入)
Openしてから2回目の開店日を迎えたのですが、念のため申し込んでいたAirペイのカードリーダーがi-Padと一緒にやっと届きました。
今回一応カードでの支払いに対応するため、どの会社で進めればいいかいろいろネットで見ていたのですが、あまりにも数が多いので結局カードリーダーとi-Padが無料で借りれるAirペイにしました。
今回申し込んでから約1か月と、ネットに書かれている(現在多くのお申し込みをいただいており、カードリーダーの発送までに約1カ月ほどのお時間をいただいております)通りになりました。
これまでの進み方を参考に振り返ってみると
3月 2日 Air ID登録、Air Pay審査書類アップロード
3月12日 Visa, MC, Union Pay審査終了
3月15日 Air Pay QR審査開始
3月21日 Visa, MC, Union Pay本番決済OK連絡
3月26日 Air Pay QR, Alipay, Wechat審査終了
3月30日 交通系電子マネー審査完了
3月31日 iD審査完了
4月 1日 QR決済申し込み内容確認メール
4月 2日 JCB, AMEX, DC, Discover審査完了
4月 5日 QuicPay審査完了
4月11日 カードリーダー、i-Pad到着
あとは、QR決済の審査完了待ちです。なぜこんなに種類が多くなったのか?よっぽど利益が出る構造なのだろう。
下の写真はAirPayと全然関係がありませんが、店舗に掲示してある「書物構造史」です。5年ほど製本と本の修理・修復の講座に通っていた奈良にあるNPO法人「書物の歴史と保存修復に関する研究会(通称 書物研)」の方が作成されたもので、書物の構造毎(表紙や綴じ・用紙・花布など)の変遷を西洋中心にまとめたものです。

授業で使用していたものを拡大したので、私の書き込みもそのままですが、特にグーテンベルクの印刷発明以降どのような要素が絡んで出版が発展してきたのかがわかり、大変面白いものです。
今回一応カードでの支払いに対応するため、どの会社で進めればいいかいろいろネットで見ていたのですが、あまりにも数が多いので結局カードリーダーとi-Padが無料で借りれるAirペイにしました。
今回申し込んでから約1か月と、ネットに書かれている(現在多くのお申し込みをいただいており、カードリーダーの発送までに約1カ月ほどのお時間をいただいております)通りになりました。
これまでの進み方を参考に振り返ってみると
3月 2日 Air ID登録、Air Pay審査書類アップロード
3月12日 Visa, MC, Union Pay審査終了
3月15日 Air Pay QR審査開始
3月21日 Visa, MC, Union Pay本番決済OK連絡
3月26日 Air Pay QR, Alipay, Wechat審査終了
3月30日 交通系電子マネー審査完了
3月31日 iD審査完了
4月 1日 QR決済申し込み内容確認メール
4月 2日 JCB, AMEX, DC, Discover審査完了
4月 5日 QuicPay審査完了
4月11日 カードリーダー、i-Pad到着
あとは、QR決済の審査完了待ちです。なぜこんなに種類が多くなったのか?よっぽど利益が出る構造なのだろう。
下の写真はAirPayと全然関係がありませんが、店舗に掲示してある「書物構造史」です。5年ほど製本と本の修理・修復の講座に通っていた奈良にあるNPO法人「書物の歴史と保存修復に関する研究会(通称 書物研)」の方が作成されたもので、書物の構造毎(表紙や綴じ・用紙・花布など)の変遷を西洋中心にまとめたものです。
授業で使用していたものを拡大したので、私の書き込みもそのままですが、特にグーテンベルクの印刷発明以降どのような要素が絡んで出版が発展してきたのかがわかり、大変面白いものです。
2021年04月09日
ライブラリーの展示写本(ファクシミリ版)紹介(その1)
4月4日にOpenしました 「ライブラリー リエバナ」です。 毎週日曜日の開館です。次回は4月11日(日) 11:00~17:30です。
展示している写本を紹介します。4月はベアトゥス写本の初期の写本(10世紀から11世紀に制作)を8冊展示しています。
【1】マドリード写本
マドリードの国立図書館に保管されているのでこの名前があります。10世紀(930年前後)に制作された写本。残存する完本で一番古いといわれています。

144葉(288ページ)に27の挿絵が残っています。元は60ほどの挿絵があったと考えられていますが、切り取られたあとがいくつも見られます。文章はラテン語で書かれています。


挿絵は淡い色で着色されていて、後期の写本に見られる金銀の着色は見られず、素朴な感じが見られます。ファクシミリ版では表紙の鋲やバンド、羊皮紙のしわや厚み・汚れや切り取られた跡も再現されています。


【2】モーガン写本
ニューヨークのピアポント・モーガン図書館が所有しているので、この名前で呼ばれています。制作年が書かれている写本で一番古いものになります。マイウスという名前の人が写字と挿絵を940年から945年の5年をかけて作製したようです。制作地ははっきりしませんが、サン・ミゲル・エスカラーダ修道院に奉納されました。

300葉(600ページ)の大部の写本で、元は紫色のベルベットで装丁された1巻本でしたが、傷みがひどかったために1993年に2巻本に改装され、表紙もその時に革装にされました。当初からの落丁は30葉ほどと推定され、原形をよくとどめています。

製作者のマイウスは68点のフルページ挿絵と48点の小型の挿絵を描き、その後のBeatus写本のお手本のような形になったといわれています。大きな影響を与えたといわれています。

中にはページ両面にわたって描かれた挿絵もあり、一つの絵画のような形になっています。

このファクシミリ版も現在のオリジナルをできるだけ忠実に再現したもので、2巻に分けて製本されており、各巻5㎏程の重さです。また、羊皮紙の質感なども感じ取れるように特殊な紙?を使用しています。
中世の彩色写本の雰囲気が味わえるかと思います。ご興味のある方はぜひ足をお運びください。
お待ちしています。
ライブラリー リエバナ
展示している写本を紹介します。4月はベアトゥス写本の初期の写本(10世紀から11世紀に制作)を8冊展示しています。
【1】マドリード写本
マドリードの国立図書館に保管されているのでこの名前があります。10世紀(930年前後)に制作された写本。残存する完本で一番古いといわれています。
144葉(288ページ)に27の挿絵が残っています。元は60ほどの挿絵があったと考えられていますが、切り取られたあとがいくつも見られます。文章はラテン語で書かれています。
挿絵は淡い色で着色されていて、後期の写本に見られる金銀の着色は見られず、素朴な感じが見られます。ファクシミリ版では表紙の鋲やバンド、羊皮紙のしわや厚み・汚れや切り取られた跡も再現されています。
【2】モーガン写本
ニューヨークのピアポント・モーガン図書館が所有しているので、この名前で呼ばれています。制作年が書かれている写本で一番古いものになります。マイウスという名前の人が写字と挿絵を940年から945年の5年をかけて作製したようです。制作地ははっきりしませんが、サン・ミゲル・エスカラーダ修道院に奉納されました。
300葉(600ページ)の大部の写本で、元は紫色のベルベットで装丁された1巻本でしたが、傷みがひどかったために1993年に2巻本に改装され、表紙もその時に革装にされました。当初からの落丁は30葉ほどと推定され、原形をよくとどめています。
製作者のマイウスは68点のフルページ挿絵と48点の小型の挿絵を描き、その後のBeatus写本のお手本のような形になったといわれています。大きな影響を与えたといわれています。
中にはページ両面にわたって描かれた挿絵もあり、一つの絵画のような形になっています。
このファクシミリ版も現在のオリジナルをできるだけ忠実に再現したもので、2巻に分けて製本されており、各巻5㎏程の重さです。また、羊皮紙の質感なども感じ取れるように特殊な紙?を使用しています。
中世の彩色写本の雰囲気が味わえるかと思います。ご興味のある方はぜひ足をお運びください。
お待ちしています。
ライブラリー リエバナ
2021年04月04日
「ライブラリー リエバナ」開店です
本日4月4日より、「ライブラリー リエバナ」というお店を始めます。豊田市駅近くのVits豊田タウンの地下1階、市民ギャラリーさんの前です。

西洋の彩色写本を中心に、特にスペインのベアトゥス黙示録註解書のファクシミリ版を展示しています。

また、オリジナルの彩色写本の一葉や、協会で使用された昔の楽譜(ネウマ譜)も提示しています。(こちらは販売もしています)

ベアトゥスの写本については、とくに有名なファクンドゥス写本のポストカードもありますので、気軽に見に来てください。

毎週日曜日11:00~17:30 開店します。
5月は1日~3日にも開店予定です。
詳しくはお店のH.P.でご案内しています。
よろしくお願いします。
西洋の彩色写本を中心に、特にスペインのベアトゥス黙示録註解書のファクシミリ版を展示しています。
また、オリジナルの彩色写本の一葉や、協会で使用された昔の楽譜(ネウマ譜)も提示しています。(こちらは販売もしています)
ベアトゥスの写本については、とくに有名なファクンドゥス写本のポストカードもありますので、気軽に見に来てください。
毎週日曜日11:00~17:30 開店します。
5月は1日~3日にも開店予定です。
詳しくはお店のH.P.でご案内しています。
よろしくお願いします。
2021年03月31日
4月4日(日)ライブラリー リエバナを始めます。
4月4日(日)に写本展示を主にした「ライブラリー リエバナ」を始めます。
リエバナという名前は、スペイン北部の町の名前です。8世紀にこの地の修道院にいたベアトゥスという修道士人が著した「ヨハネの黙示録註解書」が非常に人気となり、いくつもの写本が制作されました。特に10世紀から12世紀にかけてたくさん制作されました。ほとんどの写本には色彩豊かな挿絵が施されていて、現在残っている挿絵入りの完本写本は22写本あります。同系統の写本がこれだけ残されているのは非常に珍しいことであり、当時どれだけの写本が制作されたか想像できません。
ライブラリーではそのうち18写本の複製本(ファクシミリ本)を順番に展示していきたいと思います。4月は初期の写本(10~11世紀)を展示します。 狭いスペースですが興味のある方はぜひ足をお運びください。
場所はVits豊田タウンの地下1階、市民ギャラリー入り口です。

展示の様子(複製本)です。

一葉ものの時祷書もあります。15世紀頃のもので、これはオリジナルで羊皮紙に手書きで書かれています。

入り口の様子。
毎週日曜日開館の予定ですが、詳しくはこちらを参照ください。
4月の開館予定・・4日、11日、18日、25日
5月の開館予定・・1日、2日、3日、9日、16日、23日、30日
開館時間 11:00~17:30
です。
製本やカリグラフィーに興味のある方もぜひお越しください。
リエバナという名前は、スペイン北部の町の名前です。8世紀にこの地の修道院にいたベアトゥスという修道士人が著した「ヨハネの黙示録註解書」が非常に人気となり、いくつもの写本が制作されました。特に10世紀から12世紀にかけてたくさん制作されました。ほとんどの写本には色彩豊かな挿絵が施されていて、現在残っている挿絵入りの完本写本は22写本あります。同系統の写本がこれだけ残されているのは非常に珍しいことであり、当時どれだけの写本が制作されたか想像できません。
ライブラリーではそのうち18写本の複製本(ファクシミリ本)を順番に展示していきたいと思います。4月は初期の写本(10~11世紀)を展示します。 狭いスペースですが興味のある方はぜひ足をお運びください。
場所はVits豊田タウンの地下1階、市民ギャラリー入り口です。
展示の様子(複製本)です。
一葉ものの時祷書もあります。15世紀頃のもので、これはオリジナルで羊皮紙に手書きで書かれています。
入り口の様子。
毎週日曜日開館の予定ですが、詳しくはこちらを参照ください。
4月の開館予定・・4日、11日、18日、25日
5月の開館予定・・1日、2日、3日、9日、16日、23日、30日
開館時間 11:00~17:30
です。
製本やカリグラフィーに興味のある方もぜひお越しください。
2021年03月21日
ライブラリー開店準備-その3(本棚作成)
4月の開店を目指し準備を進めています。
1か月ほどかけて本棚やレジスター台を作成しました。3月22日時点で棚類はほぼ完成し、本類を運んでいます。

今回は本棚の作成を紹介します。ライブラリーということでやっぱりメインは本棚なのですが、スペースの制約もありまずは4本の本棚とバックヤード用に1本の棚を作ることにしました。
参考にしたのは、「清く正しい本棚の作り方」という本で、棚幅600×高さ1820×奥行210をベースにし、大型本用に奥行330の本棚を1本としました。シナランバーコア(一部ラワンランバーコア)をホームセンターでカットしてもらい店に運びました。

写真は3分の2の材料を運び込んだところです。
側板に墨付けをし、取り付け部にドリルで穴をあけていきます。

棚板を側板に固定していくのですが、最初の1枚が結構難しい。(傾いた状態で90°にしてビス締めする必要がある)
これは3枚ほど取り付けたところです。

1日に3本仕上げたところで力が尽きました(腰が痛い)。あとは次週です。

先週の続きです。
残りの2本も同様に組み立てが終了。
ネジ締めでできた穴を木工パテで埋めていきます。 まずは穴周りのバリをヤスリで取り除きます。

次に穴に適当にパテを置いていきヘラで押し込んできれいに仕上げていきます。

あとは乾かして塗装になります。塗料は、アニースローンのバーガンディという濃いチェリーの色をしたチョークペイントにしました。
塗装途中です。

塗装完です。

奥に見えるのはレジスター台です。本棚と一緒に途中から追加で作りました。こちらも同じ色で塗りました。
結局組み立てから塗装完まで1か月ほどかかりました。まあ、ほとんど週末の1日ぐらいしか時間がさけれなかったので仕方がないところもありますが、少し時間をかけすぎた?
3月21日に展示台や展示棚とあわせて部屋に配置してみました。 やっぱり少し狭いですが仕方がないです。

まだ整理されていませんが、本などはほぼ運び込みました。あと2週間しかありませんが、まだいろいろな備品が準備できていません。まあ店をやりながら進めるしかないところもあると思いますが、お客さんに迷惑をかけないようにする必要があるので、それが一番頭が痛いところです。
とにかく4月4日(日)には開店する予定です。
11時Openです。
1か月ほどかけて本棚やレジスター台を作成しました。3月22日時点で棚類はほぼ完成し、本類を運んでいます。
今回は本棚の作成を紹介します。ライブラリーということでやっぱりメインは本棚なのですが、スペースの制約もありまずは4本の本棚とバックヤード用に1本の棚を作ることにしました。
参考にしたのは、「清く正しい本棚の作り方」という本で、棚幅600×高さ1820×奥行210をベースにし、大型本用に奥行330の本棚を1本としました。シナランバーコア(一部ラワンランバーコア)をホームセンターでカットしてもらい店に運びました。
写真は3分の2の材料を運び込んだところです。
側板に墨付けをし、取り付け部にドリルで穴をあけていきます。
棚板を側板に固定していくのですが、最初の1枚が結構難しい。(傾いた状態で90°にしてビス締めする必要がある)
これは3枚ほど取り付けたところです。
1日に3本仕上げたところで力が尽きました(腰が痛い)。あとは次週です。
先週の続きです。
残りの2本も同様に組み立てが終了。
ネジ締めでできた穴を木工パテで埋めていきます。 まずは穴周りのバリをヤスリで取り除きます。
次に穴に適当にパテを置いていきヘラで押し込んできれいに仕上げていきます。
あとは乾かして塗装になります。塗料は、アニースローンのバーガンディという濃いチェリーの色をしたチョークペイントにしました。
塗装途中です。
塗装完です。
奥に見えるのはレジスター台です。本棚と一緒に途中から追加で作りました。こちらも同じ色で塗りました。
結局組み立てから塗装完まで1か月ほどかかりました。まあ、ほとんど週末の1日ぐらいしか時間がさけれなかったので仕方がないところもありますが、少し時間をかけすぎた?
3月21日に展示台や展示棚とあわせて部屋に配置してみました。 やっぱり少し狭いですが仕方がないです。
まだ整理されていませんが、本などはほぼ運び込みました。あと2週間しかありませんが、まだいろいろな備品が準備できていません。まあ店をやりながら進めるしかないところもあると思いますが、お客さんに迷惑をかけないようにする必要があるので、それが一番頭が痛いところです。
とにかく4月4日(日)には開店する予定です。
11時Openです。
2021年02月14日
ライブラリー開店準備-その2(フライヤー作成)
4月の開店を目指し、準備を進めています。
店舗の説明用にフライヤーを作成しました。昨年のMAMATOCOでの展示会の際に作成したフライヤーはB5サイズ両面のものを作りましたが、今回はA4の3つ折りにしました。印刷は先回と同じラクスルにお願いしました。デザインテンプレートで作成しようとしたのですが、使い方が結構難しく(慣れていないのが悪いのですが)、結局データ作成テンプレート(パワーポイント)をダウンロードし、それにデータを貼り付けました。
とりあえず展示品のファクシミリ版の写真を主体に、主役のベアトゥスの略歴と写本群の系統図を載せることにしました。略歴については簡潔にまとまったものがなかなかなく、スペインの写本専門家の久米順子先生が訳された論文から抜粋引用させていただくことにしました。掲載に先生の了解をいただいたほうがいいと思いメールで問い合わせたところ、ご丁寧な返事をいただきました。(いろいろ誤記もご指摘いただき助かりました)


依頼して9日ほどで送られてきました。(特急でお願いすればたぶん3日ほどでできてくると思います)
それなりの形にはなったかと思います。
店舗の説明用にフライヤーを作成しました。昨年のMAMATOCOでの展示会の際に作成したフライヤーはB5サイズ両面のものを作りましたが、今回はA4の3つ折りにしました。印刷は先回と同じラクスルにお願いしました。デザインテンプレートで作成しようとしたのですが、使い方が結構難しく(慣れていないのが悪いのですが)、結局データ作成テンプレート(パワーポイント)をダウンロードし、それにデータを貼り付けました。
とりあえず展示品のファクシミリ版の写真を主体に、主役のベアトゥスの略歴と写本群の系統図を載せることにしました。略歴については簡潔にまとまったものがなかなかなく、スペインの写本専門家の久米順子先生が訳された論文から抜粋引用させていただくことにしました。掲載に先生の了解をいただいたほうがいいと思いメールで問い合わせたところ、ご丁寧な返事をいただきました。(いろいろ誤記もご指摘いただき助かりました)


依頼して9日ほどで送られてきました。(特急でお願いすればたぶん3日ほどでできてくると思います)
それなりの形にはなったかと思います。
2021年02月10日
ライブラリー開店準備-その1
4月の開店を目指し準備を始めています。
古本も扱う予定なので、古物商の許可申請をしました。
申請書類は以前に比べれば少し簡素化されています。豊田市警察署の生活安全課で丁寧に申請書の書き方を教えてもらえます。(事前に電話で時間を確認しておいたほうが安心です)
提出する書類は下記の通り(個人の届け)で、申請書用紙は愛知県警のH.P.からダウンロードできます。
(1)許可申請書
① 様 式 第 1 号 そ の 1 (ア )
② 様 式 第 1 号 そ の 2
③ 様 式 第 1 号 そ の 4
④ 誓約書
⑤ 略歴書
(2)代表者・役員・管理者に関する書類
① 住民票(本籍地の記載が必要)
② 身分証明書(本籍地で発行してもらう。私は郵送してもらいました)
③ URLの使用権を示す書類
「ホームページを開設して古物を取引する」、「オークションサイトにストアを出店する」場合に必要。
プロバイダやインターネットのモールショップの運営者からそのホームページのURLの割り当てを受けた際の通知書の写し等です。
生活安全課の方に申請書類を確認してもらい問題なければ手数料19000円(愛知県収入証紙を警察署で購入)とともに申請します。
私の場合は申請して1か月ほどで交付されました。

さっそくHPのトップページに名前と許可番号を表示した旨生活安全課に連絡しました。
あとは掲示用の古物商許可プレートを作成する必要がありますが、これはAmazonで購入する予定です。
古本も扱う予定なので、古物商の許可申請をしました。
申請書類は以前に比べれば少し簡素化されています。豊田市警察署の生活安全課で丁寧に申請書の書き方を教えてもらえます。(事前に電話で時間を確認しておいたほうが安心です)
提出する書類は下記の通り(個人の届け)で、申請書用紙は愛知県警のH.P.からダウンロードできます。
(1)許可申請書
① 様 式 第 1 号 そ の 1 (ア )
② 様 式 第 1 号 そ の 2
③ 様 式 第 1 号 そ の 4
④ 誓約書
⑤ 略歴書
(2)代表者・役員・管理者に関する書類
① 住民票(本籍地の記載が必要)
② 身分証明書(本籍地で発行してもらう。私は郵送してもらいました)
③ URLの使用権を示す書類
「ホームページを開設して古物を取引する」、「オークションサイトにストアを出店する」場合に必要。
プロバイダやインターネットのモールショップの運営者からそのホームページのURLの割り当てを受けた際の通知書の写し等です。
生活安全課の方に申請書類を確認してもらい問題なければ手数料19000円(愛知県収入証紙を警察署で購入)とともに申請します。
私の場合は申請して1か月ほどで交付されました。
さっそくHPのトップページに名前と許可番号を表示した旨生活安全課に連絡しました。
あとは掲示用の古物商許可プレートを作成する必要がありますが、これはAmazonで購入する予定です。
2021年02月01日
写本ライブラリーを始めます
昨年1月と2月に、MAMATOCOのレンタルルームでベアトゥスの黙示録註解書写本のファクシミリ版の展示会を行いましたが、これの常設版として4月からの予定で「ライブラリー リエバナ」という店舗を始める準備をしています。
場所はVITS豊田タウンの地下1階で、市民ギャラリーの入口前の5坪弱のスペースです。

VITS豊田タウンの入り口です。正面の階段を降りると市民ギャラリー入り口の中庭になります。

中庭の右側の空き部屋が予定の店舗です。左側は市民ギャラリーのロビーです。中央の青い木はギャラリーのモニュメントのようです。

ロビーの中から見た中庭です。左側の人や木のイラストの描かれている部屋を借りました。このイラストは今はなく、透明のガラスになっています。
今はまだからっぽで、2月と3月で何とか準備を終えないといけない状態で焦っています。
メインはベアトゥスの黙示録註解書写本のファクシミリ展示ですが、そのほかの写本や黙示録に関する本や、製本関係の本も展示する予定です。(できれば一部の本は貸し出しもできるようにしたい)
また、写本のポストカードやオリジナル写本の販売も予定しています。 古書販売も計画していますが、たぶん準備が追い付かないので、これは後日開始になると思います。
時期的には厳しい状況ですが、タイミングとしては今しかないように思って始めました。4月の開館(ライブラリーなので)まで進捗を報告していきたいと思います。
場所はVITS豊田タウンの地下1階で、市民ギャラリーの入口前の5坪弱のスペースです。
VITS豊田タウンの入り口です。正面の階段を降りると市民ギャラリー入り口の中庭になります。
中庭の右側の空き部屋が予定の店舗です。左側は市民ギャラリーのロビーです。中央の青い木はギャラリーのモニュメントのようです。
ロビーの中から見た中庭です。左側の人や木のイラストの描かれている部屋を借りました。このイラストは今はなく、透明のガラスになっています。
今はまだからっぽで、2月と3月で何とか準備を終えないといけない状態で焦っています。
メインはベアトゥスの黙示録註解書写本のファクシミリ展示ですが、そのほかの写本や黙示録に関する本や、製本関係の本も展示する予定です。(できれば一部の本は貸し出しもできるようにしたい)
また、写本のポストカードやオリジナル写本の販売も予定しています。 古書販売も計画していますが、たぶん準備が追い付かないので、これは後日開始になると思います。
時期的には厳しい状況ですが、タイミングとしては今しかないように思って始めました。4月の開館(ライブラリーなので)まで進捗を報告していきたいと思います。
2020年02月25日
西洋中世の彩色写本展【第2回】が終了しました
彩色写本展2回目の2日間が終了しました。
今回は2日間で6名の方に見てもらいました。県外からの方が多く、わざわざ足を運んでいただいたことに感謝します。
反省・・やはり写本に興味を持っておられる方のところに案内が行かないと、なかなか来てもらえないのかなと思いました。結構特殊な分野になるのと、公共交通の便があまりよくないところというのもあるかなと思いました。次回また行うにしても、もう少し考える必要があると思いました。
ベアトゥス写本を中心に紹介してきましたが、せっかくなのでラットレル詩編(Luttrel Psalter)に描かれている冬至の生活の様子や面白い空想上の生き物を紹介します。
「Luttrel Psalter」は1325-1340頃にイギリス北部のジェフリー・ラットレル卿により作成された写本で、35.0 × 24.5 cmの大きさで309葉(618頁)の大部の写本です。
特徴として14世紀前半のイギリスの農村部の日常生活の描写が豊かに描かされていることと、空想上のいろいろなハイブリット生物が面白く描かれていることです。
ジェフリー卿の1年間の仕事と遊びの内容や、食事の準備する召使いの様子や農事の様子だけでなく、アーチェリー、ダンス、ゲームプレイなどいろいろな場面が、本文中の余白や周辺の余白に描かれています。少し紹介します。
まず食事の準備・・調理から配膳までが書かれています。




農耕の様子です。



糸を紡いでいる?

遊びの様子。楽器やダンス、ボードゲームの様です。



多分医療関係の絵です。


ここからは空想上の生き物です。






写本の余白にはいろいろな絵が描かれているのですが、これだけ空想上の生き物が書かれているのは珍しいと思います。
今回は2日間で6名の方に見てもらいました。県外からの方が多く、わざわざ足を運んでいただいたことに感謝します。
反省・・やはり写本に興味を持っておられる方のところに案内が行かないと、なかなか来てもらえないのかなと思いました。結構特殊な分野になるのと、公共交通の便があまりよくないところというのもあるかなと思いました。次回また行うにしても、もう少し考える必要があると思いました。
ベアトゥス写本を中心に紹介してきましたが、せっかくなのでラットレル詩編(Luttrel Psalter)に描かれている冬至の生活の様子や面白い空想上の生き物を紹介します。
「Luttrel Psalter」は1325-1340頃にイギリス北部のジェフリー・ラットレル卿により作成された写本で、35.0 × 24.5 cmの大きさで309葉(618頁)の大部の写本です。
特徴として14世紀前半のイギリスの農村部の日常生活の描写が豊かに描かされていることと、空想上のいろいろなハイブリット生物が面白く描かれていることです。
ジェフリー卿の1年間の仕事と遊びの内容や、食事の準備する召使いの様子や農事の様子だけでなく、アーチェリー、ダンス、ゲームプレイなどいろいろな場面が、本文中の余白や周辺の余白に描かれています。少し紹介します。
まず食事の準備・・調理から配膳までが書かれています。
農耕の様子です。
糸を紡いでいる?
遊びの様子。楽器やダンス、ボードゲームの様です。
多分医療関係の絵です。
ここからは空想上の生き物です。
写本の余白にはいろいろな絵が描かれているのですが、これだけ空想上の生き物が書かれているのは珍しいと思います。
2020年02月22日
西洋彩色写本展【第2回】1日目
先月に引き続きベアトゥスの黙示録註解書写本の複製本(ファクシミリ本)を中心に、彩色写本の展示会をMAMATOCOレンタルルームで行いました。
前回に展示できなかったベアトゥスのファクシミリ本9冊と先回の展示から3冊を合わせて見てもらいました。
今日(2月22日)は天気があまり良くなかったですが、先月に引き続き東京から見に来てくれた方と、旧知の先輩の方が来てくれました。
展示の様子を紹介します。

コルシーニ写本からマンチェスター写本の7冊です。

コルシーニ写本。一番小さい写本で、字も小さくびっしり書かれています。

ベルリン写本 これも小型の写本です。挿絵は線描画が主体で、彩色もあまりされていません。

リスボン写本(ロルバオ写本) 挿絵の縁取りや字の部分が、赤やオレンジ・黄色の蛍光色のような感じで塗られていて、絵の部分は線画がほとんどです。彩色が途中でやめられてしまったのかもとも感じます。

ナバーラ写本 挿絵が漫画チックな趣の写本です。

ファクンドス写本(実物よりすこし縮小されているファクシミリ本です。挿絵は原色で描かれ、特に黒の使い方に特徴があると思います。「薔薇の名前」の表紙に挿絵が使われているので、目にした方が多い写本です。

シロス写本 本文の挿絵以外にいろいろな細かい挿絵が面白い写本です。

マンチェスター写本(ライランズ写本) 欠けのない完本で伝えられている大型の写本です。

左が一番大きなラス・ウェルガス写本で、右がこれも大型のアローヨ写本です。どちらも彩色に金や銀がたくさん使用された豪華な写本ですが、その描き方には違いがあります。

先月展示した中から3冊を再展示しました。右からモーガン写本・エスコリアル写本・ジローナ写本です。

こちらはベアトゥス写本に関係する本です。
明日(2月23日)も行っていますので、興味のある方はぜひお越しください。無料です。
【時間】11:00~16:00
【場所】豊田市 MAMATOCO
前回に展示できなかったベアトゥスのファクシミリ本9冊と先回の展示から3冊を合わせて見てもらいました。
今日(2月22日)は天気があまり良くなかったですが、先月に引き続き東京から見に来てくれた方と、旧知の先輩の方が来てくれました。
展示の様子を紹介します。
コルシーニ写本からマンチェスター写本の7冊です。
コルシーニ写本。一番小さい写本で、字も小さくびっしり書かれています。
ベルリン写本 これも小型の写本です。挿絵は線描画が主体で、彩色もあまりされていません。
リスボン写本(ロルバオ写本) 挿絵の縁取りや字の部分が、赤やオレンジ・黄色の蛍光色のような感じで塗られていて、絵の部分は線画がほとんどです。彩色が途中でやめられてしまったのかもとも感じます。
ナバーラ写本 挿絵が漫画チックな趣の写本です。
ファクンドス写本(実物よりすこし縮小されているファクシミリ本です。挿絵は原色で描かれ、特に黒の使い方に特徴があると思います。「薔薇の名前」の表紙に挿絵が使われているので、目にした方が多い写本です。
シロス写本 本文の挿絵以外にいろいろな細かい挿絵が面白い写本です。
マンチェスター写本(ライランズ写本) 欠けのない完本で伝えられている大型の写本です。
左が一番大きなラス・ウェルガス写本で、右がこれも大型のアローヨ写本です。どちらも彩色に金や銀がたくさん使用された豪華な写本ですが、その描き方には違いがあります。
先月展示した中から3冊を再展示しました。右からモーガン写本・エスコリアル写本・ジローナ写本です。
こちらはベアトゥス写本に関係する本です。
明日(2月23日)も行っていますので、興味のある方はぜひお越しください。無料です。
【時間】11:00~16:00
【場所】豊田市 MAMATOCO