2022年05月07日
ライブラリー リエバナ 5月の展示お知らせ
中世スペインの彩色写本などをファクシミリ本(精巧な複製本)を中心に紹介しているライブラリー リエバナです。
5月の展示内容と開館日のご案内です。

5月は8日(日)より開店します。詳細はこちらで確認してください。

今回は制作されてから1000年近くの間に切り取られたり落書きされたりした後を見てみたいと思います。
【マドリード写本】半分ほどの挿絵が切り取られ、残った挿絵の数は27点になっています。 もっと挿絵を見たかった。

頁の半分以上が破り取られています。

こちらも切り取られています。
【カルデーニャ写本】これも半分ほど切り取られていますが51点の挿絵が残っています。また、残存する写本も分散していて、4か所で保管されています。

大部分が切り取られています。

こちらもほとんどが破り取られてしまい、残っている部分はわずかです。
【コルシーニ写本】一番小さな写本ですが、切り取られている部分が多く挿絵は8点しか残存していない。オリジナルはおそらく90ほどの挿絵が描かれていたと考えられるが、大半が生き残っていません。

大きく切り取られた部分

後世の人が書いたと思われる絵
やはり美しいものを見ると自分のものにしたくなるようで、当時の写本は欠落があるのがふつうです。
5月の展示内容と開館日のご案内です。
5月は8日(日)より開店します。詳細はこちらで確認してください。

今回は制作されてから1000年近くの間に切り取られたり落書きされたりした後を見てみたいと思います。
【マドリード写本】半分ほどの挿絵が切り取られ、残った挿絵の数は27点になっています。 もっと挿絵を見たかった。
頁の半分以上が破り取られています。
こちらも切り取られています。
【カルデーニャ写本】これも半分ほど切り取られていますが51点の挿絵が残っています。また、残存する写本も分散していて、4か所で保管されています。
大部分が切り取られています。
こちらもほとんどが破り取られてしまい、残っている部分はわずかです。
【コルシーニ写本】一番小さな写本ですが、切り取られている部分が多く挿絵は8点しか残存していない。オリジナルはおそらく90ほどの挿絵が描かれていたと考えられるが、大半が生き残っていません。
大きく切り取られた部分
後世の人が書いたと思われる絵
やはり美しいものを見ると自分のものにしたくなるようで、当時の写本は欠落があるのがふつうです。