2020年11月30日

お絵描きボードの修理

来週おもちゃの修理があるので、持ち帰ってきたおもちゃの修理をしています。
今回はお絵描きボードの修理です。
お絵描きボード修理前
このお絵描きボードは少し変わっていて、白い油性の液体と色のついた砂鉄の粉がボードの中に入っていて、磁石のついたペンでなぞると色のついた線が描けるというもので、白地と色のコントラストが特徴のように思えます。
修理の品は、たぶんボードに何かを落としたか、ボードを落として何かの角に当てたのかと思いますが、ボードに穴が開いて液が漏れているのと、裏側がめくれたようになっているので消すときに動かすスライドバーが動かないということでした。
液がどうも油性のようで破れたところを接着剤でふさぐことがむつかしそうで、また漏れた液を補充するのもむつかしそうでした。
お絵描きボードを売っているH.P.を見ると、交換用のボードがあるようなのですが、交換できるのは19年6月以降に生産されたもののようで、旧タイプは裏ふたが接着されていたのが取り外せるようにねじ留めになっています。
交換用ボード

どうしたものかと思っていたところ、やはり旧タイプのボードを交換したという記事のブログを見つけました。同じようなことを考える人がいるものです。その記事によると、新しいボードは旧タイプより少し外形が大きいようで、外側をカッターで切ったということが書いてありました。何とかできそうなので、持ち主に確認の上交換用ボードを取り寄せました。3日ほどで手元に届きました。早速交換することにしました。

分解
裏ブタをはがしで、屋根の部分を外したところです。裏ブタは全周接着剤で固定されているのと8か所釘のようなタッカーで固定されているので、無理やりはがすような感じではがしました。屋根の部分は片方はスムーズに抜けたのですがもう片方は接着剤がついているのかなかなか抜けず、結局切り取ることになりました。ダボは手元にあったものをつけなおしました。

交換後
裏ブタと本体に新たにねじ留め用の穴を追加し、新しいボードをはめて完成です。ボードは外周の溶着してある耳の部分を半分ほど切り落としました。本体に差し込みながら少しずつ切っていったほうがいいと思います。
以上で終了です。

次回のおもちゃ修理は 12月5日(土) 松坂屋9階の子育て支援センター「あいあい」で行います。
  


Posted by おもちゃシューリーズ  at 15:23Comments(0)おもちゃ修理