2023年01月17日

1月の絵本修理と2月のおもちゃ修理のご連絡

1月の絵本修理の受付は
1月28日(土) 13:00~16:00 T-face A館9階の「あいあい」活動室
です。
ページが破れたりページが外れたりした絵本がありましたら、お持ちください。
仕掛け絵本なども結構です。

また、2月のおもちゃ修理ですが、
2月4日(土) に行います。 
 10:30~14:00 T-face A館9階 子育て支援センター「あいあい」 
 (場所)見晴し広場です。
 10:30~12:30 修理受付
 10:30~14:00 先月までに修理品の返却

電池で動くおもちゃには新らしい電池を入れていただきますようお願いします。
修理が終わった際の確認がスムーズにできます。
よろしくお願いします。

12月にお預かりした3冊の絵本の修理についてご紹介します。

①3冊のうち2冊は同じような構造の本で、一つは電子ピアノ付きの歌の絵本で、歌(譜面)の部分がノドのところで破れています。
 
表紙を開くと
 
譜面の部分の根元が破れて、外れてしまっています。

外れている部分(最後のページの両面)を製本用の布で接続した状態です。
 
構造上この部分が一番弱くなるので、あまり乱暴に扱わないようにお願いするしかありません。
もう一冊も同じような状態です。
 
開いてみると根元が外れかかっています。
 
こちらはテープで補修していますが、破れを防止するほどにはなっていません。
修理する前にテープはすべてはがしました。
 
背の部分を製本布で補強して全体を中綴じ(サドルステッチ)で綴じなおしました。
 
中綴じの中央部分です。
 

どちらも多分譜面の部分をもってしまい、ノドの部分に力が入ったのでしょう。セロテープで修理すると、接着した部分とそうでない部分との強度差が大きすぎてその境目でまた破れてきてしまいます。またセロテープも劣化するのでできるだけ使わないのがいいです。

②もう1冊は図鑑で、ページを綴じてある糸がほどけて、半分ほどがバラバラになっていました。 本文の重さに比べて綴じ糸が細いので切れてしまったのかと思います。
 これは全ページを外してから、少し太めの糸で綴じなおし、寒冷紗を背に貼り表紙につけなおしました。

 
中身のページは半分ほど外れています。
 
ページをすべて取り外し、もう一度本綴じで綴じなおしました。表紙との接合強度を増すために支持体としてテープを入れています。
 
表表紙側の見返し部分の根元をはがし、この部分に寒冷紗を挟み込んで接着します。
 
裏表紙側は見返しを切り取らず、表紙板からめくりあげて寒冷紗を中に入れ込むことにしました。
 
表表紙側の接着した後の状態です。
 
裏表紙側の接着後の状態です。
 
中央部分で本を開いた状態です。
 

今回はページ本体の破れはあまりなかったのでよかったです。

  


Posted by おもちゃシューリーズ  at 17:50Comments(0)おもちゃ修理絵本修理