2018年07月13日

中世スペインの写本の紹介

中世スペインで作成された写本の中で、Beato de Liebana (Beatus of liebana) という大変有名な写本群があります。
8世紀後半のLiebanaの修道士Beatoが著わした黙示録の注解書が元になり、挿絵入りの写本がたくさん作られました。
現在残されているのは断簡も含めて27冊といわれています。(John Williamsによる)
映画にもなったウンベルト・エーコの「薔薇の名前」の日本語版の表紙絵もその写本の一つであるファクンドス写本からとられています。
映画の中でもファクンドゥス写本が使われていました。
これらの写本のファクシミリ版を中心に中世の黙示録写本を私のH.P.「まちライブラリー Beatus of 美里」で紹介します。
興味のある方はぜひご覧ください。(下の写真はモーガン ベアトゥス写本挿絵の一部です)





  


Posted by おもちゃシューリーズ  at 23:07Comments(0)写本